格安スマホ、と言っても端末ではなくSIMのお話になります。
楽天モバイルを筆頭にIIJmio(ビックシム含む)、LINEモバイル、mineoと最近サービスが充実した格安SIMが目立ちますね。
少なくとも、私が格安SIMに参入した6〜7年前よりは各社も速度が安定しており、お昼や一部の時間帯を除けばストレスなく利用できますね。昔は通信速度誤魔化したりとか色々あったんですよ(笑)
なぜ、サービスが改善されているかご存知ですか??
格安SIMの通信コストは年々下がっている!?
その理由が、こちらの記事にあります。
そう、格安SIMは大手キャリアからの接続料金が年々下がっているのです。
じゃあ格安SIMはもっと値下げ出来るんじゃ…と思われるかもしれませんが、そんなわけにはいかないようです。
通信設備には初期投資が必要であり、MVNOと言えどそのコストはそれなりにかかります。まずはそれを回収していかないといけません。
さらに、通信を安定させるために、利用者数以上の通信枠を購入する必要があり、ここにも莫大なコストがかかっています。
つまり、通信速度が速い会社=枠を余裕を持って購入してる会社というわけです。
安いけど遅さを我慢するか、少し高いけど速度の安定を求めるか…ここは好みと問題になりますね。
IIJは接続料が予想より低下しなかったため、利益を圧迫しています。その分だけ、通信速度が改善される可能性は低いと考えられるかもしれません。もちろん、たとえ赤字になっても改善するケースもあるので、そこはなんとも言えませんが。
楽天はこの辺りが融通がきかず、独自のサービスが展開しづらいことから第4のキャリアを目指しています。
各MVNO社の決算報告を見ると、今後ますますサービスが充実しそうだな?などの予測を立てて格安SIMを選ぶことができます。
格安SIMは評判がいいと利用者が増えて通信速度が下がる、ということが往々にして発生します。
今の評判はもちろん大事ですが、通信分野に力を入れている会社なのか、決算的に設備増強の余裕はあるか、なども考えながらサービスを選ぶと良いかもしれませんね。
なお、通信事業がメインのIIJmioは多少決算が思わしくなくとも、通信事業の力を抜くことはない(と言うかできない)ので、ご心配なく(笑)
コメント