【5020】ENEOS(エネオス)の株価はなぜ安いのか?今後の目標株価を分析!!

5020 エネオス 投資

この記事では、ENEOS(エネオス)株価がなぜ安いのか?理由や今後の展望についてまとめてみました。

ENEOSは株価が500円台かつ高配当利回りが魅力ですが、2018年以降の株価は大きく下落しています。その理由としては、原油価格の変動や新型コロナウイルスの影響などが挙げられます。

2023年2月21日現在の記事になりますので、その点はご注意ください。

今後、この記事では、定期的にENEOS株の分析を続けたいと思っています。

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原油価格の影響を受けやすい!

エネオスは国内最大手の石油元売り企業であり、石油販売量のシェアは約50%です。

そのため、原油価格の変動に大きく影響を受けます。原油価格が高くなると、仕入れコストが上昇し、利益率が低下します。

逆に、原油価格が低くなると、在庫評価損が発生し、純利益が減少します。

つまり、石油の価格が上がっても下がっても株価が下がりやすい構図になっているんです。

2018年から2020年にかけて、原油価格は米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大などで大きく下落しました。

特に2020年4月には史上初めてマイナス価格となる事態も発生しました。これらの要因により、エネオスは2019年度と2020年度に赤字決算を計上しました。

2018年から2020年にかけて、原油価格は米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大などで大きく下落しました。

特に2020年4月には史上初めてマイナス価格となる事態も発生しました。

これらの要因により、エネオスは2019年度と2020年度に赤字決算を計上しました。

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的な経済活動や人々の移動が制限されました。

これに伴って、石油製品や化学品などエネオスの主力商品への需要も減少しました。特に航空燃料やガソリンなど交通関連分野への影響は深刻でした。

現在では、コロナの影響は徐々に限定的になりつつありますが、まだまだコロナ前の生活に戻ったとは言い切れないでしょう。

石油そのものがSDGsの観点から敬遠されがち

SDGsやEGSといった言葉が流行り、環境投資が叫ばれる現在、石油は人々の生活に必要不可欠であるにも関わらず、投資対象からは敬遠されがちです。

日経平均といったインデックスには採用されていますが、ファンドからの投資では、やはり、選ばれにくいと言えるでしょう。

ただ、同じく反SDGs銘柄と言われているJTにおいては、コロナ後の暴落から、見事に復活を遂げています。

ENEOSも業績さえ伴えば、結局買われるのではないかと推測できます。

割安な指標

エネオス株はPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、配当利回り(予想)のすべてにおいて平均値よりも大幅に割安な水準です⁴。

– PER:5.7倍(東証一部平均:16.6倍)

– PBR:0.6倍(東証一部平均:1.5倍)

– 配当利回り:5.1%(東証一部平均:1.9%)

これらの指標から見ると、エネオス株は現在買い時と考えられます。

ENEOSの目標株価はどれくらいか

エネオス株は現在、割安な水準で取引されていますが、将来的にはどれくらい上昇する可能性があるのでしょうか。この記事では、エネオス株の目標株価について、証券アナリストやAIなどの予想を紹介します。

証券会社の予想

2023年2月20日時点で、エネオスに対する証券アナリストのレーティングは買いです。

アナリストの平均目標株価は560円で、現在の株価(463円)からあと20%程度は上昇すると予想しされています。

最も高い目標株価を出しているのは野村證券で650円です。

AI(人工知能)の予想(みんかぶ)

みんかぶのAI寄予想ですと、

2023年2月21日時点で、エネオスに対するAI(人工知能)の理論株価は471円です。

これは現在の株価(463円)からあと1.73%上昇すると予想しています。

※AIは過去5年間の業績や財務データなどを分析して理論株価を算出しています。

AIによるみんかぶ目標株価は529円で、現在の株価からあと14.25%上昇すると予想しています。

まとめ

ENEOS株は、

①指数が全て割安を示してる

②証券会社やAIの予想でも上昇が多い

③個人的にはSDGsに反すると言われている銘柄も結局上がる

④高配当で不労所得になる

といったことを鑑みれば、保有するに値する銘柄であると考えます。

ENEOS株がなぜ安いんだ、と怖がることなく、一つ一つ分析してみましょう。

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