固定回線のWiFiサービス「楽天ひかり」について紹介します。
数あるWiFiサービスの中から自分に合ったサービスを選ぶのは大変ですよね。
この記事では実際に「楽天ひかり」を契約し、利用しているユーザーの実体験や率直な感想を踏まえて、「楽天ひかり」のメリット・デメリットを考察します。
この記事を読んで、楽天ひかりが自身のライフスタイルにマッチするか判断してください。
①楽天ひかりとは
楽天ひかりとは、楽天モバイル株式会社が運営する固定回線のWiFiサービスです。
申し込みの際に楽天ポイントがたくさん貰えたり、工事費用が0円であったりと申し込み特典が魅力です。
②楽天ひかりの評判
「楽天ひかり」については、ネット上の評判は正直言ってあまり良くないです。検索しても後ろ向きな意見が多数です。
そこで、こうした評判が正当か否か、実際に「楽天ひかり」を利用した体験を基に、メリット・デメリットを比較考量したいと思います。
「楽天ひかり」のメリット
「楽天ひかり」のメリットは、楽天ポイントを月々の利用料金の支払に当てることができることです。
特に楽天市場や楽天ROOMを利用するなど楽天経済圏にドップリ浸かっている方であれば、毎月毎月大量の期間限定Pが発生していると思われます。
その期間限定PをWiFiといった固定費の支払いに当てられることは、大きなメリットになりますね。
期間限定Pを有効活用することで、現金の支出額を抑えることができる、これこそ楽天ユーザーにとっては最大のメリットですね。
「楽天ひかり」のデメリット
「楽天ひかり」のデメリットは、通信速度の遅さにあります。
厳密には速い時もあるので、速度が不安定と表現するのが正しいかもしれません。
遅いときは他の固定WiFiと比べて遅いというレベルではなく、動画の視聴やSNSの閲覧に支障が生じるレベルの遅さになります。
こちらが日曜日の夜に「楽天ひかり」を実際に利用している際の通信速度になります。
回線が混み合う休日夜とは言え、この速度はあまりにも遅いです。
1MBと言えば楽天モバイルのスーパーホーダイ低速モードの速度と同等です。
当然、UnextといったVOD サービスや、ツイキャス等の動画配信サービスをそれなりの画質で視聴するとカクカクになります。
一方で、朝の時間帯になるとそれなりの速さを保っています。
ここまで通信速度が安定しないサービスであることが「楽天ひかり」のデメリットです。
「楽天ひかり」の解約方法
通信速度の安定しない回線になりますので、当然解約が頭をよぎりますよね。
そこで問題になるのが解約違約金です。
違約金の負担を逃れる方法は主に下記の2つが一般的です。
クーリングオフによる解約
解約にかかる違約金を逃れる1つ目の方法はクーリングオフによる解約があります。
ただ、クーリングオフは実際に使ってみて、通信速度が遅いから解約…という場合にはほとんど役にたちません。
なぜなら、クーリングオフは書面の交付から7日間が有効であり、工事を行い、実際に使い始めるタイミングではクーリングオフの期間が経過していることがほとんどだからです。
従って、クーリングオフは期待ぜずにダメ元で言ってみるにとどまるでしょう。
解約違約金を負担してくれる他の通信会社に乗り換え
総務省の指導もあって随分と減りましたが、一部の事業者では乗り換えの際に解約違約金を負担してくれるそうです。
当然、負担の上限もありますし、そもそも乗り換え先のWiFiが遅いと意味もないので、乗り換えの際には条件や評判を入念に調べた上で、後悔のない会社を選択しましょう。
まとめ
以上、「楽天ひかり」のメリットとデメリットを比較しましたが、個人的な感想としては得られるメリットよりも、失うデメリットの方が多いと感じています。
もちろん、夜の利用が少ないなど「楽天ひかり」のデメリットに影響を受けない生活習慣の方もいらっしゃると思いますので、そうした方々は「楽天ひかり」を選んでも良いかと思います。
下にオマケとして格安で使い勝手の良いWiFiサービスをレビューした記事がありますので、気になる方は是非ご一読ください。
「楽天でんき」は変更しても全く問題を感じていませんが、「楽天ひかり」はそのようにはいきませんでした。
繰り返しにはなりますが、WiFiサービスは事前の口コミや評判を見ないで契約してすると後から後悔するケースが多くあります。
ネット上の口コミや、出来れば利用している友人等の実際の体験談を見聞きして、ご自身の使い方に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
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