空き家となっている親族の物件をいかに活用するか、必要となるノウハウを知りたくて本書を読みました。
以下、ポイントや気になった点をまとめます。
不動産管理ノウハウ①~収入物件を半径5km以内に集中させる~
スマホで物件を管理するには物件を半径5㎞以内にまとめるのが効率的とのことです。
5kmというのは、自転車で1時間以内で回れる距離とのこと。自分の管理が及ぶ範囲で小さな成功事例を積み上げることで大きな成功につながるようです。
また、不動産会社やリフォーム会社に対しても、大口顧客であればこそのスケールメリットがあるようです。
1つ1つの小さな成功も積み上げれば大きな成功となる、この考えは何事にも共通するものですね。
不動産管理ノウハウ②~集客や収益管理をデータで一元化することで管理を省力化~
不動産投資では
①入居者を集める集客、入居付け
②建物の管理
③賃貸の管理
のサイクルを繰り返し行います。
このサイクルをスマホ1台でコントロールすることで、本業を行いますながら賃貸経営が可能となります。
なお、賃貸経営といっても、すべてを自分で行う必要はなく、それぞれの業務をプロの業者にお任せすることが本書では推奨されています。
自主管理といっても、すべてを自分で行う必要はない。それぞれの専門のプロにお任せする。
どんな不動産会社に任せても、家賃の5~10%の管理料を取られることは共通事項だそうです。
そうであれば、自分でプロを探して仕事を依頼すれば、質の高いサービスを享受できるとのこと。
空き家等格安物件ですと賃貸金額が少額であることから、本書の推奨するように業務を全てプロに任せることは困難かもしれませんが、地元のより良い業者の探すことが不動産投資における成功のポイントなのかもしれませんね。
本書を読んだ感想
不動産賃貸運営のコツがしっかりと書かれています。兼業投資家にとってな不可欠な知識となるのではないでしょうか。
一方、既に不動産賃貸業で成功している方からすれば、書かれている内容は既に実践済みかもしれません。
私のように不動産投資の未経験者が入門として本書を読むことをオススメします。

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